2018年 4月 29日天皇賞春の巻！

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それでは早速、指数の発表といきましょう

指数

1番手 6番ガンコ

2番手 12番レインボーライン

3番手 2番チェスナットコート

まずは指数1番手ガンコですが、前走の日経賞で見事に勝利して、重賞初制覇を果たした馬です。
ダートの条件戦でほぼ結果が出ていなかった同馬が、4走前から芝路線に変わるとみるみるうちに結果を出していき、重賞初制覇も成し遂げてしまいました。
芝がわり一発目での勝利の時こそ、松元調教師も驚きを隠せない様子ではありましたが、芝での好走を繰り返していくたびに考えも変わっていき、

『スタミナがあって、血統的にも長いところに対応できると思う。芝に戻したタイミングも良かったんだろうが、父ナカヤマフェスタ（宝塚記念Ｖ、凱旋門賞2着）も古馬になって強くなった。いろいろな要因がうまく噛み合ったね。それに藤岡佑騎手も癖をつかんでくれている。』

と、今ではこの馬の芝適正にも納得している様子ですし、今回の長丁場『天皇賞春』でも充分ヤレると確信している様子でした。

主戦の藤岡佑騎手に関しては、松元調教師も話している通り、この馬とのコンビで 3戦3勝としっかり癖を掴んでいるようです。
今回希望通りの内枠をひけたので、自分の競馬にさえ持ち込めれば充分可能性はあると思います。
ますます目が離せませんね。

2番手レインボーラインは、前走の阪神大賞典で 2年ぶりの勝利を収めた馬です。
同馬はとてもいい馬ではあるものの、ここ最近は相手関係に泣かされてきた感があります。
しかし前走での勝利の時は、キタサンブラックのような競馬界を代表する馬こそいなかったものの、決して相手が弱かったわけではない中での勝利でしたので、ここにきて復活の兆しが見えてきたのかもしれません。

浅見調教助手は、
『いつも通り、順調にきています。前走と変わらないぐらい。』
と納得の表情を見せていますし、
担当の若松厩務員の話では、
『いつも一生懸命走る馬。ただ、体が大きくなってきたし、良くなっていると感じます。』
と、こちらも好気配を伝えてくれました。

昨年のこのレースでは、
レコード決着だった事もあり、激しい流れに乗れず 12着と惨敗に終わってしまった同馬。
今年は成長も見込めるという事なので、一気に頂点まで駆け上がる事が出来るでしょうか。

3番手チェスナットコートは、前走の日経賞で今回の指数1番手ガンコから、わずか 0.1差での 2着に入った馬です。
ちなみに、今回の天皇賞春関連記事
『プチ穴馬を探せ！』
の方で、穴馬候補にも選ばれた馬です。

今回、絶好の内枠に入った同馬に関して、鞍上の蛯名騎手は次のよう話しています。

『外枠から枠の不利を消そうと思えば掛かったり、折り合いをつけようとすると後ろになったりする。乗りやすい馬だけど、内枠の方が考えることがなくていい。その上で、重量を背負い慣れていない点を、馬の充実度で相殺できるか。どのくらいやれるかという楽しみがある』

と期待を口にしていました。
そして宮内調教助手の話では、

『坂路では動かないタイプでしたが、先週、今週とスムーズに動けていましたね。体調は良さそうですし、折り合いにも問題はありません。ＧIでも頑張ってほしい。』

と、仕上がり、折り合いの面も問題ない事をアピールしていました。

本格化気配の４歳馬。侮れない存在となりそうですね。